一般財団法人神戸観光局×東京カメラ部

「#カメラと旅する神戸」フォトコンテスト

作品提供:Chikaさん、Kobeccoさん、神戸観光局(順不同)

審査結果発表

2023年11月6日 から 2024年1月16日まで開催した
「#カメラと旅する神戸」フォトコンテストへ
たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
素晴らしい作品の中から選ばれた入賞作品をここに発表いたします。

最優秀賞

最優秀賞 しんじさんの作品「朝駆けの御褒美」

高取神社

「朝駆けの御褒美」しんじさん

  • 受賞者からのコメント
  • 審査員からのコメント
受賞コメント

皆さんの沢山の良い写真の中から最優秀賞に選んで頂いて有難うございます。神戸の定番フォトスポットより、小さい頃から登ってた地元の山で、高取山にある高取神社の鳥居と朝焼けの景色が好きで、どうせなら皆さんにも見てもらって知って欲しいなと思い応募させて頂きました。

審査員からのコメント

神戸の自然と都市の灯りが調和し、神戸の魅力が詰まった感動的な一枚です。石段から鳥居、そして美しい夜明け前の市街地へ視線が導かれ、光と影のバランスを巧みに捉えた見事な構図です。石段から鳥居までの景色からは静寂と歴史が感じられ、鳥居を一歩越えるとそこは現代の輝きに包まれた神戸の街が美しく表現されています。この鳥居は、過去から未来への時間旅行の入口のようであり、物語性豊かな旅へと誘うようで素敵ですね。

―― Chika(木村知佳)

優秀賞

優秀賞 Yasushiさんの作品「神戸復興のシンボル鉄人28号」

若松公園

「神戸復興のシンボル鉄人28号」Yasushiさん

  • 受賞者からのコメント
  • 審査員からのコメント
受賞コメント

神戸市長田区にある神戸復興のシンボル鉄人28号のモニュメントを見に行った、娘との夏の思い出の一枚です。鉄人28号の迫力に大はしゃぎする娘を見て私自身、パワーをもらった瞬間でした。

審査員からのコメント

高さ約15mの「鉄人28号モニュメント」。鉄人の近くに配置した人物との対比でモニュメントの大きさを強調しながら、人物の躍動感もしっかりと感じられる絶妙な距離感が素晴らしいです。モデルはお嬢様だそうですが、力強いポージングが鉄人と見事にシンクロしていて、見ていると元気が湧いてきます。この場所を訪れる方にもぜひ、真似して撮っていただきたい構図です。

―― 神戸観光局

優秀賞 石居天平さんの作品「ユリカモメ達の特等席」

神戸港中突堤

「ユリカモメ達の特等席」石居天平さん

  • 受賞者からのコメント
  • 審査員からのコメント
受賞コメント

冬の使者ユリカモメは愛らしく、毎年飛来が楽しみです。ここはなかなか人気の特等席で、席が空くと別のユリカモメが目ざとく飛来してひなたぼっこを始めます。新しいユリカモメが来るのを待って、この一枚を撮影しました。選定を頂き有難うございました。ユリカモメにも感謝ですね!

審査員からのコメント

白い建造物の斜面に整列したカモメとその影が、まるで一羽ずつの影絵を描くようで、視覚的興味を引く作品ですね。背景には、神戸ポートタワーの鮮やかな赤が青空に映え、飛び立つカモメが印象深いアクセントになっています。三分割構図を巧みに利用し、飛び立つカモメは写真に躍動感を添え、一羽のカモメが静止した景色に動きを与えています。神戸港の生き生きとしたエネルギーを表現していると感じさせる一枚で素敵です。

―― Chika(木村知佳)

優秀賞 中村 祐太さんの作品「大橋に沈む」

神戸空港展望デッキ

「大橋に沈む」中村 祐太さん

  • 受賞者からのコメント
  • 審査員からのコメント
受賞コメント

明石海峡大橋の真ん中に沈む太陽は、特別な時期にしか見られません。日本が誇る土木構造物と自然のコラボレーションです。

審査員からのコメント

年に数回しかチャンスがない、夕日が明石海峡大橋の中央に沈む瞬間を捉えたこの写真は、非日常の美しさを見事に捉えています。夕日が地平線に溶け込む光景は、息を呑むほどです。構図は夕日を中心とし、波形の屋根と海上の船が夕日を取り囲むように配置され、作品に調和とバランスをもたらしています。また夕日の周りに集まる船は、夕日を温かく見送っているような絶妙な位置です。神戸の風景が格別に感じる素敵な作品です。

―― Chika(木村知佳)

優秀賞 mocaさんの作品「未来への希望」

湊川隧道

「未来への希望」mocaさん

  • 受賞者からのコメント
  • 審査員からのコメント
受賞コメント

この度は見どころがたくさんある神戸の風景の中から、湊川隧道、そしてこの作品を選んでいただきありがとうございます。日本最初の河川トンネル「湊川隧道」の一般公開日に、阪神淡路大震災犠牲者の追悼「1.17希望の灯り」と隧道を見つめる親子を撮影しました。

審査員からのコメント

産業遺産の湊川隧道の煉瓦造りは時間の重みを感じさせ、1・17のロウソクの明かりから静かな追悼の意が伝わります。ロウソクの並びが形作る直線が、人物のシルエットへ視線を誘導する構図となり、その人物は、過去と現在、そして未来への架け橋として機能し、前向きなメッセージを伝えているようです。この写真は、失われた命と生き残った人たちとの絆を表しているようで、震災に対する思索と記憶を呼び起こす力強い作品ですね。

―― Chika(木村知佳)

優秀賞 えりさんの作品「お花見散歩」

都賀川

「お花見散歩」えりさん

  • 受賞者からのコメント
  • 審査員からのコメント
受賞コメント

毎年 電車から見える綺麗な桜。近くで見てみたいと思い 撮りに行きました。選んでいただき嬉しく思います。

審査員からのコメント

六甲山を背景にマルーン色の阪急電車が都賀川の架橋を走る様子は神戸らしい風景ですね。満開の桜の淡いピンク色と控えめな春らしい青空とのコントラストが美しいです。河川敷に下りて撮影されているようですが、主題の桜を大きく配置し、副題の電車は桜トンネルを通り抜けて来たような絶妙な構図バランスで、春の躍動感を感じます。神戸らしい桜スポットとして、神戸以外から来られる方にも是非訪れて欲しい場所です。

―― 神戸観光局

優秀賞 kinako__pさんの作品「大樹の下で」

自然体感展望台六甲枝垂れ

「大樹の下で」kinako__pさん

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  • 審査員からのコメント
受賞コメント

「六甲山上に立つ一本の大きな樹」がコンセプトの展望台からは季節や時間によって全く違う風景が見られます。夕陽の沈む時間帯は特に美しい空の変化を感じる事が出来ます。

審査員からのコメント

広角レンズでローアングルから切り取った「六甲枝垂れ」が本当の大樹のように見える力強く迫力にあふれる構図です。狙ってもなかなか思うような夕焼け空には出会えないものですが、素敵なマジックアワーのピンク色の空で心が癒されました。大樹の下のお二人の眼下には素敵な阪神間の夕景が広がっていることでしょう。六甲山に何度も通ってまた違った雰囲気の写真にもチャレンジしてみたくなる一枚です。

―― 神戸観光局

優秀賞 ヒロカズ(@hsaka2023_ship)さんの作品「ブルーアワーの日本丸と海王丸」

神戸ポートタワー

「ブルーアワーの日本丸と海王丸」ヒロカズ(@hsaka2023_ship)さん

  • 受賞者からのコメント
  • 審査員からのコメント
受賞コメント

優秀賞をいただき感謝いっぱいです。神戸港に帆船2隻が停泊していた日、ポートタワーから見る夕景は一層きらびやかでした。

審査員からのコメント

改修前の神戸ポートタワー展望フロアから帆船「日本丸」と「海王丸」が同時に入港していた神戸港を撮影された一枚。ブルーアワーの海と空に白い船体が映えて美しいです。長秒露光で滑らかに写った海面に船のライトが映り込んでいるのも幻想的です。神戸港の風景が一望できるポートタワー展望フロアも間もなくリニューアルオープン。この写真を観て、再オープンがますます楽しみになりました。

―― 神戸観光局

優秀賞 Binzさんの作品「View of KOBE」

市章山

「View of KOBE」Binzさん

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受賞コメント

神戸港から神戸市章の形に植樹された標高275mの市章山が見える。山頂から1995年の阪神淡路大震災から復興した神戸市街地がちょうど良い距離感で見渡せる。

審査員からのコメント

市章山の高台から撮影されたこの作品は、神戸市街の生活感と自然の壮大さが共存する清々しい眺望を見事に捉えています。市街地の密集した建物と海の広がりが対比となり、神戸の自然の魅力と都市部の活気を巧みに表現しています。海と空の深い青が神戸の風景に調和し、海の反射光が温かい雰囲気を作っています。そして、「275m 市章山」の標識は、具体的な立地を示すと同時に、撮影者からの温かな招待状のようです。

―― Chika(木村知佳)

優秀賞 takumi.boeboeさんの作品「PLODAWN」

神戸商船三井ビル

「PLODAWN」takumi.boeboeさん

  • 受賞者からのコメント
  • 審査員からのコメント
受賞コメント

近代文化を想わせる街並みと現代の街並みが交差する場所を撮影しました。

審査員からのコメント

神戸旧居留地を代表する近代建築の一つ「神戸商船三井ビル」。夜はライトアップされ、旧居留地の夜景を美しく彩っています。正面からシンメトリー構図で捉えたビルはコントラストが強めで重厚感があり、真ん中に配置したことにより安定感も出て、歴史の重みを感じさせます。隣接する現代建築のビル、長秒露光で撮影した車のヘッドライトの光跡が織りなす風景は、新旧折り重なる旧居留地の街の雰囲気を見事に表現されていますね。

―― 神戸観光局

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